涙の中に虹が見える

大切な人の自死と悲しみを乗り越える、100の方法

わが子を自殺でなくしました。世界が崩壊し、宗教、哲学、スピリチュアル、悲しみを乗り越えるためのありとあらゆる方法を試した道のりを綴っていきます。悲しみは一生続きます。それでも生きられる。生きる意味はあると信じて。

家族

ハーゲンダッツその後

泣きそうになったので、ハーゲンダッツを買いました、という話を書きました。

なぜ買ってきたの?と下の子から聞かれたので、書いた通りの話をしたところ、スーパーカップ二個のほうがよかったと言いました。

下手に慰められるより、そういうゲンキンな答えの方が笑えていいですね。家族ってそんなものです。

夫婦のすれ違いを乗り越える3つの方法

C子さんから、辛い出来事があったあと、夫婦仲がギクシャクしています、とのご相談がありました。

そういうことってあると思います。

でもギクシャクしているのが辛い、前のようにちょっとしたことで笑ったり、助け合える関係に戻りたいと思うならば、それは可能です!

その1 愚痴ではなく、助けを求める

悲しいとか、辛いとかいっても家族はカウンセラーでも医者でもないので、途方にくれるだけです。俺にどうしろと?と思うわけです。

具体的に、具体的に。できないことは口に出して助けを求めたほうが家族も楽です。

ごめんね、今日洗濯物できなかったからシャツはクリーニング出してくれる? とか。
ご飯作る元気が出ないから、なにかお惣菜買ってきて、とか。
そうすれば夫でも、具体的に助けてくれます。

期待を捨てる

おすすめその2。
夫といえど24時間一緒にはいないわけですから、一緒にいる朝と夜の時間ぐらい愚痴を言うのはやめて、ただ空気のようにとなりにいるということを実践しましょう。

慰めてもらおうという期待を持つから、辛くなるのです。
すべての悩みは期待と現実がちがうことにあります。つまり期待を捨てればラクになれるのです。by仏陀

その3 独りで生きる覚悟を持とう

いざとなったら独りで生きればいい。ホームレスになって辛い通勤電車もなし!上司から叱られることもなし!
そう開き直ってしまえばいいんです。

独りなら美容院に行かなくても白髪を染めなくても、自分の自由です。自分の容姿を気にしているのは自分だけという説もあります笑

料理もできないなら三食コンビニも自由です。



最古の酸素は131億年前に

最近、家にいる時間が増えたので、格段にテレビを見る時間が増えています。

だいたい朝、起きて、めざましをかけて、子どもを起こし、お弁当を作って、送り出します。
そのあと、めざましがファッションコーナーになると、若向けすぎて(汗 使えない情報なので
NHKに変えます。

すると、便利グッズ?生活の知恵?みたいなコーナーをやっていますので、
ほうほう、 洗濯物は両側に長いのを干すとよいのか、とか
倒れてもこぼれないカップとか、朝食をすませつつ、うらやましげに見ます。

それでおしまい。
あとは消してお仕事です。

なぜかといえば、テレビはだいたい1時間でぐるぐる同じネタを使いまわしているからです。
痛ましいニュースは何度も見たくありません。

夜もだいたい夕食のあと、ニュースかNHKの情報番組などをすこし見ます。
そこで、50度のお湯、5分でカビが死滅するんだって、
とか、ゴキブリはすべての家具を5センチ以上離してあれば住めないんだって、
とか、これはと思ったものを、主人にシェアするのですが、
主人はたいてい、へえとか、そう、とか
私ほど感心しません(汗

テレビの情報なんて嘘か、娯楽ぐらいに思ってるんでしょうね。

私はみのもんたの情報番組を見たあとのおばちゃんよろしく、
クレソンががん予防によいと知れば、スーパーの野菜コーナーへいき、
クレソンをさがしました。

みつかりませんでした(笑

ちなみに、長生きしたいからではなく、痛くて闘病が大変な病気はヤダという利己的な理由です。

さて、今朝驚いたのは、最古の酸素は131億年前にできたというニュース。
bsMIYAKO85_okatoamanogawa20140725

宇宙誕生が138億年前なので、7億年後に酸素ができた、という計算。

さて神様は7億年かけて酸素をお作りになったというのは、
途方も無く根気強くていらっしゃるのか、
それとも聖書にあるように、7億年は神様にとっては7日間ぐらいにしか感じないのか?

どちらにしても、私達人間がなにかをなしとげるとに、何回も生まれ変わるのはしょうがないのかなと思いました。

神様だって7億年かかるんだから。

そんな風に、今日は131億年前の大宇宙を、気長に、楽しみに、観察している自分を想像してみました。 

(写真素材ぱくたそ) 

伯母がなくなりました

91歳の大往生。施設でお風呂あがりにお茶をいただき、そのまますうっと眠るように息を引き取ったとのこと。

もちろん91歳ですから、介護が非常に苦しいときもありました。でもこうしたおだやかな亡くなり方をしたら、そうした苦労もむくわれたと感じられますね。

週末お通夜と告別式ですが、今回はトラウマなど感じず参加できそうです。

神は応えてくれますか?

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家族との関係を癒すには

私もなくなった息子(過去)にとらわれて消耗し、家族(今)のことがおろそかになり、こんなことではだめだなあ、と自分を責めてしまうことがあります。

今日のブログはcosmosさんに向けて書いています。

家族の自死という出来事があり、ただでさえ自分を責めているのに、そのうえ家族から厳しい言葉を言われたら、ほんとうに悲しいですよね。

自分が辛いとき、家族にはやさしくしてほしい、
いたわりの態度で接してほしい、と思うことはあると思います。

ところがね、実は家族というのは、一番こうした期待を裏切られる存在でもあると思うのです。

想像してみてください。
もし私が、
「cosmosさん、そんなに大変でしたら、今日私がおうちへうかがって
お皿を洗ったり、お掃除したりしますよ」と言ったら?

「とんでもありません、そこまでしていただかなくてけっこうです。
お気持ちだけありがとうございます」
とおっしゃるのではないでしょうか。

それでも私がお皿を洗いにいったとしたら、きっと恐縮してお茶を出されたり、(買い置きのおせんべとかでなく)ケーキ屋さんで買ってきたケーキを出してくださったりするのではないでしょうか(笑)

ですよね?

ところが。
cosmosさんが寝込んでいるときに家族がさりげなくお皿を洗ってくれたら。
ありがとう、ぐらいは言ってらっしゃるかもしれません。
でもお茶を出したり、お菓子を出したりは、しませんよね。

何が言いたいかというと、家族には自然と「期待」をしてしまっているということです。
家族だから、してほしい
言わなくても(辛さを、悲しみを)察してほしい

この「期待」というものが諸悪の根源、すべての苦しみの原因だとブッダは言っています。
期待するから裏切られる。この世の苦しみがある。だから、期待を捨てよ、と。
そうすれば心の平安が得られると。

家族に対してやさしさをあきらめろ、というのではありません。

ほんとうの愛というのは、相手がどんなことをしても見守っているよ、
という客観的な態度なのです。

たとえば知り合いが犯罪者に手を染めていると知ったら、疎遠になりますよね。
一生つきあうつもりの親友なら一歩踏み込んで忠告したり、立ち直るまで待つでしょう。
もしそれが家族なら、息子なら?

誰の心の中にもほんとうの愛はあるのです。
心が井戸だとしたら、ほんとうの愛という澄んだ水は湧いてきているのですが、
期待や世間の常識という泥やごみで濁っているのです。
それが続くと涌いてきていることさえ忘れてしまう。

cosmosさんの心にもほんとうの愛はあります。
そのことに気づけば、次男さんの態度もゆるしてあげられるのではないでしょうか。

もうひとつ、にごった水をきれいにする方法をご紹介します。
次男さんに本音で言いたいことを、手紙に全部書いてみてください。
(ただし渡しません。誰かに見せる必要もありません)

井戸も最初掘ったときには、濁り水が出るものです。
でも出してしまえばきれいな水が出てきます。

cosmosさんのお心がちょっぴりでも軽くなることをお祈りしています。

電車の中で

息子に背格好の似たひょろっとした高校生を見かけたら訳もなく涙が出てきてしまいました。

息子はハロウィンイベントが好きだったので、なにか楽しいことを考えたいと思います。
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