息子のことについて、思い当たる節はなかったのですかとお尋ねいただいたので、そのお返事です。

思い当たる節はね、ありまくりです!
それでね、いったん「そうだ、ぜーんぶ私のせいだ」と思うことにしたんです。
あれこれ考えすぎて頭がおかしくなりそうだったので。

それでぜーんぶ私が愚かで、おばかで、おっちょこちょいで、最低最弱な人間だったからだ、と決めたのです。それで悩むことから解放されたんです。

コツとしてはね、会社で何か失態をしでかすと、始末書とか顛末書を書くじゃあないですか。
同じように神サマあてに、「この件につきましては、全て私のせいです」と書いたわけです。(たとえですよ)

辞表ももちろん書いて、「雷に打たれるとか、噴火した石に当たるとかなんでもいいので、他に迷惑かけずに私だけこの人生終わらせていただけませんか」と陳情したんですが、いっこうに受理されない。

「とにかくクビにはしませんから。生きてください。できる範囲でいいですから。はい、次の仕事してね」
と決裁印を押されたわけです。

私の中で息子の案件については決裁済みフォルダに分類されてるわけです。

もちろん、そうやって「決裁済み」にしても、体がなぜか動かない、やる気が起きなくて辛い、という日がありましたよ。
そういう時は、「今日はやすみっ」と決めて、なぜ動かないんだろうとか、これが続くのだろうか、とは考えないんです。
考えないで、今日は休みの日だから徹底的に休む、シンプルに。それだけ。

で、料理ができないなら、ちょっとスーパーとか行ってみて。行けたら、ほめる。
なぜ料理さえできないのか?!とか自分を責めないんです。

だって、私って最低最弱のニンゲンだから。
バカボンに出てくる、レレレのおじさんイコール私 ぐらいのイメージです。

とにかく自分に対する評価、ベースをゼロにしておくと、楽です。
減点法でなく全て加点法にできるので。

今日なんかケシミンクリームを買ったんですけど(笑
「今まで生きる気力のなかった私がシミのケア! すごい!」
と内心ほめまくりです(笑 ここに書いてるから内心じゃないですね。

過去をぐるぐる考えてしまう方、決裁済みフォルダと開き直りのコツ、お試しください。