涙の中に虹が見える

大切な人の自死と悲しみを乗り越える、100の方法

わが子を自殺でなくしました。世界が崩壊し、宗教、哲学、スピリチュアル、悲しみを乗り越えるためのありとあらゆる方法を試した道のりを綴っていきます。悲しみは一生続きます。それでも生きられる。生きる意味はあると信じて。

2014年12月

今年前半の記憶がありません

もう今年も終わるし、なんとなく思い返してみたら、息子が亡くなったあと半年ぐらいすっかり記憶がないことに気づきました。

ないと言ったら大袈裟かもしれませんが、強いて言えば泣きながら死体のような自分を背負って、電車に怯えながら仕事に行っていたこと、休みたい休みたいといつも思っていたこと、世界に対して関心をなくし、世界がどうなろうとかまうものか、という気分でいたこと、五月からこのブログを始めたこと、そんな感じです。

秋あたりからようやく前をむこう、生きること、世の中のにも興味を持とう、という気になり始め、ぽちほち本を読んだり、新聞を読んだりし始めました。

そんな一年でしたが、無駄だったとはすこしも思いません。私がここまで生き延びて、今日という日にたどりつけたのはつかず離れず見守り、泣けば背中をさすって励ましてくれた家族のおかげです。

そのことにあらためて思いを馳せながら、来年から残りの時間をどんな価値観で何を大事にし生きていくのか、考えたいと思います。

メリークリスマス

2014-12-24-19-31-20


家族とささやかに、お祝いしました!
こういうなにげない一日を過ごせることが本当はそれだけで奇跡なのだと今は思います。

みなさまもよいクリスマスをお迎えください。

お正月

年の瀬は忙しさのおかげでほとんど辛い思い出に引っ張られることなく、過ごせています。

でも年が明けてもさすがにおめでたい気分にはなれそうもありません。

無理して明るく振る舞う必要もないし、かといって黒い服着て暗い顔でこもっている気もないし。

一番いいのは古いもの、使わなくなっているものは断捨離して身軽になって、清らかにすがすがしく新年を迎えるということですね。

自殺はバスの乗り換えのようなもの

私が毎日読んでいるIBOKのブログで、自殺はバスの乗り換えのようなもの、という記事がありました。

私も案外そうなのかもと思うのです。

昨日だかの新聞に火星に生命の可能性という記事が出ていましたが、地球人が気付けていないだけで、他にも多元的に世界っていっーぱいあるのじゃないか。

あるとしたら、地球に来てみたけど合わなかったから、ちょっとログアウトしてよその世界に行こう、と思う人(魂)がいてもおかしくないと思うんです。

この人間界では自殺を選ぶことはとても深刻で恐ろしい、悲しい、ネガティヴなこと、対策を立てて防ぐべきこと、ととらえられていますが、単純にバスを間違えたから、乗り換えよう、というそそっかしい、粗忽者もいるかもしれない。

証明はされてなくても、世界はこの地球の人間界だけじゃない、と思ったほうが面白い。

この世界は貧困、争い、権力欲の渦巻くいや〜〜な世界でいつか救世主が再来するまで治らない、と考えたら暗〜い気持ちになっちゃいますもん。個人的キリストもブッダもファンなので再来していただけるなら歓迎しますけど。

ともかく下の息子がケーキは食べたいというのでクリスマスにお祝いはしようと思います。

師走してます。

みなさまこんばんは。

いよいよ仕事もプライベートも忙しく、下の子の受験勉強など毎日いろんな用事に追われています。

目の前のことにきちんと集中しているときは楽しく、良い意味で過去も忘れることができています。それはいいことだと思っています。きちんと前向きでいれば、あの世の息子も安心して現世の心配から解放されるでしょう。

ただ、疲れが溜まると、ふっと引き戻されますね。
自分のケアもしつつ、来年をどんな一年にしたいか大事に考えていきたいと思っています。

これから少し更新があくと思いますが、みなさまもよい年の瀬をお過ごしください。下界もにぎやかですが、天国のほうが、キリストご本人もいらっしゃるのだか、にぎやかじゃないかしら。

メッセージだけは毎日チェックしておりますので、書き込みたくなったら遠慮なくどうぞ。

休もう。

今日は1億年ぐらい寝ていたい日でしたが
仕事を休んで3時間ぐらい寝たら
夕方から元気になりました。

つい世間の師走モードに流されて
走ってしまいがちですが
お休みをとることは大事ですね。

憂鬱なときはすべてがめんどくさくなって
ここで人生が止まってしまえばいいのにと
思ってしまったりして
とても危険です。

そんなときは緊急避難としておうちでごろごろすることを
自分に許しましょう。

立ち直るために

みなさん、ちゃんとご飯、食べれていますか?
お風呂であたたまっていますか?
眠れていますか?

どんなに悲しくてもこういうところで手を抜くと後で体にガタがきますから、淡々と体の世話はしてあげてくださいね。

泣きながらでもいいから、感謝がなくてもいいから、味がわからなくてもいいから、今はご飯を食べましょう。

また味がわかるようになります。

来月で1年です。
ようやくまた本が読めるようになったと思い、本屋をぶらぶらしていたら息子が好きだったライトノベルのコーナーにいて、突然息子が買ったばかりの新刊書にも手をつけずに命を絶ってしまったことが思い出されてしまい、ズルズル思い出が出てきそうで逃げるようにその場を離れました。

最初のころは何を思い出してもすべて自分のせいだと思い感情がめちゃくちゃになりました。

でも今は辛い思い出が出てきても、すこしポロポロ泣くぐらいで、平常心に戻れるようになりました。

自分が強くなったのだとは思えません。むしろ弱い自分を許せるようになったのだと思います。

今はご自分を責めている方もあきらめずに、1日1日生き延びていきましょう。
何度も言いますが、このブログは書き込み自由です。
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